『ウルフズ（Wolfs）』感想 MCUの『スパイダーマン』シリーズを監督して成功に導いた立役者であるジョン・ワッツ監督最新作。ほとんどジョージ・クルーニーとブラッド・ピットの漫才映画。監督お得意の子どもに振り回される大人のギャグがあちらこちらで冴えわたる。久々に大作から降りて、ふざけ放題できる快感を満喫している感じでした。 #映画cinemandrake.com/wolfs2024

『ウルフズ（Wolfs）』感想（ネタバレ）…腰痛の話題で仲良くなろう

腰痛の話題で仲良くなろう…「Apple TV+」映画『ウルフズ』の感想＆考察です。前半パートはネタバレなし、後半パートからネタバレありの構成です。 原題：Wolfs 製作国：アメリカ（2024年） 日本では劇場未公開：2024年にApple

『憐れみの3章』感想 人間関係のコントロールを主題に、支配と制御に惹かれる非倫理と不道徳をまるで嗜むように映画内で弄んでいます。変態的ひねくれさは今作も絶好調。観客さえもヨルゴス・ランティモス監督に弄ばれているような感じです。なのでマニアックな感じは今までで一番強いですけども…。人間は愚かだから描きがいがある… #映画cinemandrake.com/kinds-of-kin...

『憐れみの3章』感想（ネタバレ）…RMFの意味はどこにある？

RMFの意味はどこにある？…映画『憐れみの3章』の感想＆考察です。前半パートはネタバレなし、後半パートからネタバレありの構成です。 原題：Kinds of Kindness 製作国：アメリカ・イギリス（2024年） 日本公開日：2024年9

『ビートルジュース ビートルジュース』感想 業界に失望したティム・バートンを墓から掘り起こすのはやっぱりこの代表作。続編もティムバートン成分120％で、あの1作目の世界観と完全に切れ目のない空間を思う存分に満喫できました。それにしても「今は本当に2024年か？」と疑いたくなるくらいに時代がノスタルジックに舞い戻っている… #映画cinemandrake.com/beetlejuice2

『ビートルジュース ビートルジュース』感想（ネタバレ）…3回は呼ばないで

3回はその名を呼ばないで…映画『ビートルジュース ビートルジュース』の感想＆考察です。前半パートはネタバレなし、後半パートからネタバレありの構成です。 原題：Beetlejuice Beetlejuice 製作国：アメリカ（2024年） 日

しつこいほどにトランスフォビアであることが知られている億万長者イーロン・マスクが所有するSNS「X」のレポートによれば、今年にヘイト行為を理由に停止されたXアカウントはわずか2361件で、2021年に停止された件数より99.7%減少していることが判明。いかにイーロン・マスク体制のXは差別的な投稿に無頓着で、それを放置しているかを示しています。Xには「差別をする言論の自由」がありますが、「差別の被害を受けている人の言論」は常に脅かされている状況です。 www.lgbtqnation.com/2024/09/x-is...

X suspends “hateful” users 99% less often than Twitter used to - LGBTQ Nation

The social media site's first transparency report shows it takes significantly fewer actions against hate speech than it did before Eloin Musk's takeover.

『サウンド・オブ・フリーダム』感想 Qアノン陰謀論映画じゃないかと論争になった本作ですが、それどころではない問題も後に発覚し、もう救いようがないです。映画は観るつもりはない人でも、この映画の問題点くらいは知っておいて損はありません。 #映画cinemandrake.com/sound-of-fre...

『サウンド・オブ・フリーダム』感想（ネタバレ）…Q世主になりたいだけでは

"Q"世主になりたいだけではないですか？…映画『サウンド・オブ・フリーダム』の感想＆考察です。前半パートはネタバレなし、後半パートからネタバレありの構成です。 原題：Sound of Freedom 製作国：アメリカ（2

『喪う（His Three Daughters）』感想 父が危篤状態となり、ニューヨークの父の住むアパートの部屋に集まった3姉妹を描くミニマムな一作。近しいからこそ互いの本音を隠してしまう心情を、洗練された演出で表現しており、2024年の見逃せない良作でした。キャリー・クーン、ナターシャ・リオン、エリザベス・オルセンの3人の演技も見ごたえあります。 #映画cinemandrake.com/his-three-da...

『喪う（His Three Daughters）』感想（ネタバレ）…Netflix；ピ、ピ、ピ

ピー…Netflix映画『喪う』の感想＆考察です。前半パートはネタバレなし、後半パートからネタバレありの構成です。 原題：His Three Daughters 製作国：アメリカ（2023年） 日本では劇場未公開：2024年にNetflix

『トランスフォーマー ONE』感想 「今は敵対している二者が実は昔は親友だった」と「労働階級の者たちが権力圧政に反乱を起こす」という2つの王道の物語を組み合わせ、シンプルな親しみやすさに。それでもCGアニメとして新しい変身を迎えました。みんな無邪気で可愛いです。 #映画cinemandrake.com/transformers...

『トランスフォーマー ONE』感想（ネタバレ）…CGアニメに大変身！

CGアニメに大変身！…映画『トランスフォーマー ONE』の感想＆考察です。前半パートはネタバレなし、後半パートからネタバレありの構成です。 原題：Transformers One 製作国：アメリカ（2024年） 日本公開日：2024年9月2

アニメ『Adventure Time: Fionna and Cake』感想 『アドベンチャー・タイム』の性別反転スピンオフ。フィオナとケイクの物語です。しっかりオリジナル本編と接続しており、続編になってもいます。同性同士のキスをオリジナルよりもすぐに描いてくれたことはクリエイターの意思か…。「アニメは楽しい」とただ消費する側におさまらず、アニメーター・ストライキも支持していきたいです。 ネタバレあり↓ cinemandrake.com/adventure-ti...

アニメ『Adventure Time: Fionna and Cake』感想（ネタバレ）…フィオナとケイクの物語

世界は続く…アニメシリーズ『Adventure Time: Fionna and Cake（アドベンチャー・タイム フィオナ・アンド・ケイク）』の感想＆考察です。前半パートはネタバレなし、後半パートからネタバレありの構成です。 原題：Adv

ドラマ『インダストリー』感想 大手投資銀行を舞台に新入社員たちを描くドラマシリーズ。日本社会にもあちこちにある有害な企業文化。その有害性がいかに簡単に改善できないか、その根深さをこれでもかと突きつける。被害者は加害者になり、告発は企業内政治に利用される。組織構造の生々しさに思わず吐き気がするリアルすぎるドラマでした。 ネタバレあり↓ cinemandrake.com/industry-drama

ドラマ『インダストリー』感想（ネタバレ）…有害な企業文化に入社しました

有害な企業文化に入社しました…ドラマシリーズ『インダストリー』の感想＆考察です。前半パートはネタバレなし、後半パートからネタバレありの構成です。 原題：Industry 製作国：アメリカ・イギリス（2020年～） シーズン1：2020年にH

『リトルハンプトンの怪文書』 オリヴィア・コールマン主演のイギリス映画。1920年代のイギリスの小さな町に暮らす独身女性に大量に届く”誹謗中傷手紙”。その犯人は…？ 風刺とジャンルのバランスが効いているフェミニズム・ミステリー。20世紀初頭の「女性と手紙」の歴史もわかり、意外な女性差別の背景が物語の深みを増していきます。日本では配信スルーですが、見逃せない良作です。 #映画cinemandrake.com/wicked-littl...

『リトルハンプトンの怪文書』感想（ネタバレ）…家父長制を罵倒しよう

思う存分好きなだけ…映画『リトルハンプトンの怪文書』の感想＆考察です。前半パートはネタバレなし、後半パートからネタバレありの構成です。 原題：Wicked Little Letters 製作国：イギリス（2023年） 日本では劇場未公開：2