「イスラエル、パレスチナ、それぞれの正義がある」は成り立たない。強いて言えば「イスラエルとハマスにはそれぞれの悪意があり国際法や人命を屁とも思っていない。そしてハマスと関わりのないパレスチナ人が死ぬという不正義が起きている」とかそんな感じになる。

今のネタニヤフ政権は極右勢力との連立で成り立っている。ネタニヤフの事態認識はどこか異常さがあって例えばイランの核施設爆撃をオバマ政権の頃にも妄想していて米側の懸念について彼らは穏当な対応しかしないから問題ないみたいに考えていた。米側はもっと強い反応、反撃があると見ていて全く話が噛み合わなかったけどイスラエルの爆撃は回避された。でもネタニヤフはそこから成長しておらずレバノン領のヒズボラと事を構えてイランの攻撃を招き寄せた。ネタニヤフの楽観論なんてこの程度でしかない。