「え」 ……としか出てこなかった。 いや、言ってることはなんとなくわかる。そこではなく、僕は彼がそんな『不可思議』なことを真剣に考えているから、驚いたのだ。 魔界に行った僕はもう何が来ても驚かない自信があ……ったが、まさか……ねぇ？ 「…………いやあ〜！あはは、そんなことないよな！...

この物語は『怪奇討伐部』の続編となっております。 前作を読んだ方がより一層理解が深まりますが、ほぼ新しいキャラクターなので一応「そういうものだよ」とだけ書き記させていただきます。 前回までと同じように表紙、イラスト、小説の3点セットで楽しめるようになっておりますので、できれば全部...

────────── 「ねぇ、ヤスお兄ちゃん！今日は何のお話してくれるの？」 秘密基地に着いた僕とヤスお兄ちゃん。僕は到着するなり今日やることを聞いた。 ヤスお兄ちゃんが教えてくれることは、いつも面白いことばかり。刺激的で、楽しくて、ワクワクすることをヤスお兄ちゃんはたくさん知っ...

この作品「流星のオフィウクス　第2話「巨竜山」」は小説シリーズ「流星のオフィウクス」の第38話の小説です。「サイドストーリー」、「ロボット」等のタグがつけられています。 ──カンカンカンカン！！ 「ご飯できたぞー！！全員集まれー！！ごほっ！げほっ！？」 鍋の蓋とお玉をカンカンして、メンバーを集める。大きな声を出したからか、むせてしまった。慣れないことはすべきではない。 「先輩！大丈夫ですか！？」 ...