おひさｗ

「さぁ、みんな！　ボク自身によるボクのための全人類愛猫家計画を、今この時から始動するよ！　しっかり結果が残せたら可愛がってあげるから、頑張るように！」 『にゃお～～～～～～～～ん！！！！』 私の推しがくれた初めてのご褒美。 それは愛猫家を名乗れることで、私は4〇歳でした。 その名称は甘くてクリーミーで、こんな素晴らしいVtuberを推せる私達は きっと特別な存在なのだと感じました。 今では私達が原初の愛猫家。 初見さんにあげるのはもちろん愛猫家の証。 なぜなら、初見さんたちもまた特別な存在だからです。 そんな夢だった。

逆十字につるされ、魔女の窯の上で炙られる私を含めた愛猫家のみんな。 混乱の最中、ぽよは言う。 「いつもボクを応援してくれてありがとう。だからみんなに俺をしようと思ったんだ」 「なにを……」 「そう！　古参のみんなに、一にして前、全にして一の愛猫家になってもらおうかぁ！」 そして聞こえる、愛猫家たちが窯に落ちる音。 多くの愛猫家が窯の中に消え、最後に自分が落ちる。 多くの愛猫家が混ざり、溶け、融合した結果。 巨大な猫の顔を持つマッチョな巨人が、ブーメランパンツをはいてポージングをとった。 それはとてもとても幸せな瞬間。