昔、どこかで誰かにシャニマスはそんな普段なら零れて見えなくなるような感情を拾うのが上手いという話をした記憶があるんだけど、「手放さない」というバックボーンがあるから、「YOUR/MY Love letter」や「はこぶものたち」「ヒカリと夜の音楽、またはクロノスタシス」なんかが違和感なく描写できる。 (最近読んだ話なんかでは、マイコレ樹里やジムシャニ4話なんかがそれにあたるかな…と。あとは【ひとりじゃない夜のこと】風野灯織！めちゃ良いコミュだよ！！) (もうちょい続きます)

そういう意味では、シャニアニ最終前話の真乃透の会話がまさにそれで、お互いの心に刺さる棘を抜く屋上での対話に最高濃度の「シャニマス」を感じたし、構成が〜みたいなお話はあるけど、あの対話をラストに持ってきたからこそ、あのアニメは「シャニマス」として完成したと思う。 加えて言うと、シャニマスの実在性ってのはTwitterでリプ返するとかから生まれるものではなく、人が日々暮らす中で無視することにした、見えない事にした心の傷にアイドル達が丁寧に向き合う姿に共感するからこそ生まれるものだと思ってます。 という黒歴史になりそうな怪文をプリズムフレアが良すぎたあまり書いてしまいましたってお話です。