流行ってるんだろうね、またTwitterで今度は「ポケット無しだと安上がりになる（男性向け商品にある機能が女性向け商品ではコストカットされており、そのぶん女が不自由を強いられている）」の論点でバズる発言を見た。「そんなことを続ける企業は消費者が不買運動すればよい、ポケット付きの服を売るブランドは他にたくさんある」で片付く話なのだが、そう書くと「ええー、みんな買ってるのに……」と口ごもられ、そして同じ人々が同じ口で「推し活は人権侵害の悪しき消費」などと叩いてくるのが納得いかない。購買でも寄付でも何でも、みんなもっと自分がカネを落とす先に対して厳しく鋭く且つ柔軟に寛容に批評の目を向けるべきだろう。

続）これは「とても良いものだと聞いたから自民党（仮名）への投票を続けているのに、このブランドはなかなか私たちの暮らしをよくしてくれないな〜」じゃなくて「まず自民党（仮名）への投票をやめろ！！」という話にも広がっていくわけだが。本当に、本当に、話が通じない人には、そこが通じない。その上で「この世の中で私たちはとても非力でこんなに不利益を被っている、絶対に力を手にすることができないかわいそうな私たち、不満があるなら自分でポケット縫いつけろなんて言われてもできない、グスングスン」じゃねえのよ。ユニクロにもワークマンにも無いなら他店でポケット付いた服を買え。ユニクロとワークマンにも探せばあると思うが。