(続き) 政略結婚のはずなのにクロスに溺愛されまくる理由が何一つわからないエピ。 でも「いつかは捨てられる日が来るんだろうな」とクロスと心の距離を置き続ける。夫から一歩身を引きつつ、おしとやかな良妻を演じ続け、「家の役に立てれば捨てられることはない。だからもっと家のために尽くさなければ」という強迫観念を持つようになる。しかし無理をしすぎたせいかある日過労と寝不足で倒れる。 そんで目を覚ましたら枕元にいたクロスからめっちゃ心配される。で今くらいしか聞く機会ないだろうと意を決して、ただの政略結婚なのになぜそこまで自分に入れ込むのか聞いてみたらほとんど覚えてない昔の話されてめっちゃびっくりする。

(ラスト) その後クロスからちゃんとした告白をされて了承するエピとメチャクチャ喜ぶクロス。 でもエピは心のどこかで、もし今の幸せがなくなったら自分の心はどうなってしまうのだろうか、と思って完全に安心は出来ていない。(実は以前2回裏切られたことですっかり人間不信になっているのを本人は気づいていない) だから、一生「絶対に一生幸せにする」的なクロスの言葉を素直に受け取れない。それでも「はい。ありがとうございます」って素直に受け取ったフリをするエピ。完全にクロスを信じることが出来ないこと、本物の幸せが訪れることはないことを薄々感じつつもクロスとの結婚生活を過ごしている。