あと、ここに出てる「相破」って一般的な言葉ではなく、因明（論理学）用語ですね 実際に平安時代、論理学を使った議論が行われてた事がわかります

これ面白いな 珍海の話だけど 吉蔵と慧遠の説で矛盾するところがある それを興福寺の永縁権僧正にどちらなのか？と問い詰められる みたいな、リアルな議論の様子が書かれてる

そういう意味では 次の研究は、三論宗の中心的思想が日本でどう理解されてたかとか、見るのも良いかもな それだと資料も多いし

発表してて気がついたのだが 珍海が法身説法の話をする時は、正法法身、八不中道を避けてるよな 理そのもの、覚りそのものは語れないという三論宗視点は揺るがないのだ 逆に言えば、それ以外の事は、自在に語ってるような印象がある

印仏学会で、発表させて頂きました 尊敬する先生方と同じ場所で、本当にありがたいです🙏 皆様にご助力頂いたおかげと、感謝致しております！ 本当にありがとうございました🙏 これを励みに、また精進致します。

印仏学会で気がついた事 天台を研究されてる方はとても多い←比叡山を祖山とする宗派も多いし 天台を研究されている方は、関係するので、すべからく嘉祥大師・吉蔵にも詳しい →著作すべて目を通してる方とか、普通に居られる 僕もよっぽど勉強しないと❗️と、反省しきりです！

印仏学会から、急いで娘の誕生日へ❗️

文殊菩薩、清瀧権現、三論宗先師方に手を合わせ、出発

まあしかし、こうなったら「実修実証」の行者精神で徹底的にやりたいし 復興に動きはじめた、祖山の三論宗を盛り上げたいというくらいの思いではある

正直言うと、修行僧時代は、祈祷僧の先輩に憧れてたんですよ まあ、しかし身体も弱いし、向いてなかった… で、しょうがないので、勉強は好きだから色々調べてたら、後輩に訊かれるようになったし ありがたいことに、母校で研究発表とかできる機会をいただいたわけ 自分としては、一行者のつもり