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加藤拓雅@月光堂
@takugakato.bsky.social
月光堂楽器店主 仏教学(三論宗、真言宗) (一社)エア寺理事 勧学院担当 リュート好きの真言行者です。 もっぱら仏教と歴史についてつぶやいてます。
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仮に、『中論』が200年ごろ書かれたとすると、160年後に羅什に伝わった しかし、まだインドでは初期中観派に分類されるので、後に展開する以前の姿と言えます 羅什訳の『中論』には、青目の注釈がついています ずーっと後の時代、チベットのツォンカパ(1357-1419)も『中論』の注釈を書いていますが、意外にも青目の注釈と似た文が散見されます 注釈というのは、代々師匠から教わり、それに追記する訳です ですから、似た注釈の文があると、伝統が受け継がれてるんだなと思うのです

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一方、羅什から東アジアに伝わった初期中観派は、三論宗など独自に展開していきます 考えてみると、青弁と吉蔵(549-623)って同時代人って不思議な感じですね…

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