たとえばLimitedから重要な子音を抜き出してLTDみたいな略語とする方法って固有の呼び名がないらしいんだよね。ブールヴァードをBlvdと書くみたいな、ピリオドを置くことで略したことを明示するアプローチとは違った慣習。

店内カゴ。電車のシート。エスカレーターの手すり。 いつも利用しているところとは異なる色のやつに出くわしたときの、すげぇ変な色ってわけでもないんだけどなんか落ち着かないな〜というあの感覚。

一日一呪。 本日は「あまり見かけないような色の店内カゴに、妙な居心地の悪さを覚える」呪いです。

雑居ビルの看板にいかがわしい店名が並んでいるのを見ると、５回に１回ぐらいの割合で「ミンチン女学院」という文字列が思い浮かぶ。

ヤマトは旅立ちと帰還が劇的な割に道中の印象が薄い。『西遊記』はその逆。 なので発進から「何もかも懐かしい」までの間に瓢箪へ吸い込まれたりすればよかったのだ。 ガミラスならあるだろう多分、瓢箪型ブラックホール要塞みたいなのが。

俺にヤマトが刺さらなかった理由、核心的なところは未だに謎なんだけど、細かなものは色々と思い当たる。 刺さるはずのスロットにもう『西遊記』が刺さっちゃってたからとか。

一日一呪。 本日は「若干肌寒いなあとぶつくさ言いながらもまだ短パン」な呪いです。

「赤い荒野に亡骸をさらす戦艦大和」ってヴィジュアル、中学のころ神林長平『あなたの魂に安らぎあれ』に上書きされていまもそのままだよ。

一日一呪。 本日は「カップ麺のフチのところに蓋の切れっ端がちょっとだけ残る」呪いです。

一日一呪。 本日は「自分トコのご当地グルメだと思ってたのによその土地の二番煎じだった」呪いです。