自分がどうする、ではなく、一般論的雑感。メディアミックスも大して美味しくなくなってきてるようなので、比較として「壊されるくらいならやらないで良い」という判断をする作家も増えると思う。テレビ局側も、「原作者の要求のハードルとリスク」が「原作物を使うメリット」を上回ると判断して、オリジナルが増えるかもしれない。脚本家たちは「オリジナルを書きたい」という不満があったと思うから、これは双方にとって良いのではないか。

もちろん原作者側も、「自由に変えてOKですよ」という戦略で差別化する手もアリ。個々の意思が踏み潰される状況さえ回避できたらそれで良いと思う。そして「本当にその作品に惚れ込んでいる人」がハードルを超えて原作重視の作り方で他メディア化に挑戦してくれれば良い。